自衛隊のお仕事~治安出動-2~
ただ自衛隊の治安出動は、〝警察法〟に基づく治安活動を行うわけですので、暴動や内乱を引き起こした側が、余程凶悪な武装をしていない限り、暴徒に向かって自衛隊が、バズーカ砲やロケットランチャーをぶっ放す事はありません。
しかし、防衛出動は自衛隊創立以来、総理大臣が
「首相!防衛出動命令を! ヾ(`◇´)ノ」
という決断が迫られる機会そのものが、一度もありませんでしたが、実は
〝治安出動の発令が検討された事は実際にあった Σ(゚ロ゚;)〟
のです。
その昔、1960年代は左翼の方々がまだ元気一杯で、〝打倒!資本主義〟に燃える学生運動家や、労働者が全国各地でデモ行進が行われました。
デモ行進といっても、最近メディアに放送されるような、〝お行儀の良い〟デモ行進ではなく、ちょっとしたきっかけで、あっという間に
〝警察の機動隊と乱闘を始めてしまう ヽ(`Д´)ノ〟
という過激なものだったのです。
乱闘を始めるような連中は、デモ行進よりも機動隊と戦う事をあらかじめ想定して、ゲバ棒(正式名はゲバルト棒、デモ用のプラカードの、柄の部分を武器にしたのが元祖と言われる)や、投石用の石、あるいは火炎瓶などを用意して暴れますので、自治体の知事としては、
「治安出動、頼もうかな…( ̄- ̄;)」
という心境になるのも当然だったかもしれません。
事実、この頃各地の地方議会では、治安出動の要請が議会で決議され、内閣へ要請されたのです。
治安出動が、正式に総理大臣から自衛隊に命令される事はありませんでしたが、一つ間違えば、自衛隊がデモで暴れる学生や社会人に向けて発砲する、という恐ろしい事態が発生する可能性もあったのでした。
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