自衛隊のミサイル防衛-4
弾道ミサイル防衛の第1次防衛であるイージス艦からのSM-3による迎撃に失敗した場合、弾道ミサイルは地球の引力に引かれて、自由落下を開始します。
そこで登場するのが第2次防衛となる
〝パトリオットPAC-3(パックスリー)システム〟
と言われる地対空ミサイル迎撃システムです。
日本に向かって落ちてくる弾道ミサイルは、引き続きレーダーによって捕捉されています。
そのレーダーの情報を元に、落下してくる弾道ミサイルに向けて、地上から迎撃ミサイルを発射するわけです。
このように弾道ミサイルは2段階の備えで迎撃するシステムを日本政府は持っており、それを運営しているのは自衛隊になります。
それで、話題になった北朝鮮の〝自称〟ロケットなんですが、自衛隊がミサイル破壊措置命令に従って、迎撃行動に出るのは、
〝北朝鮮がドジを踏んで、ミサイルのブースターや破片が、日本海や太平洋の海上ではなく、日本の国土に落ちてきた場合〟
だけに限られています。
幸い日本の予想とは裏腹に北朝鮮のミサイルは無事に飛行して、日本列島を飛び越えていきました。
これが、もし当初の予想通り、北朝鮮の開発したミサイルが〝不良品〟で、空中分解してしまった場合、一直線に落下してくる弾道ミサイルを撃ち落すのですら、迎撃率は100%でないのに、
〝空気抵抗でユラユラとブレながら落ちてくる破片 ( ̄▽ ̄;)〟
を正確に狙い撃つのは〝メチャ難しい〟で、実は迎撃に失敗する確率の方が高いのです。
まぁ、そんな事態で、ミサイルの破片迎撃に成功したらWBCで日本が連覇を果たした時以上に、
〝世界に自慢できる技術 ( ̄^ ̄)v〟
だと言えますし、仮に自衛隊が〝撃ち漏らして〟も、
「税金のムダ使いじゃ! ヽ(`Д´)ノ」
と非難するのは止めましょう。
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